まずはこの記事から!

Korea Travel Essentials: Cash, Cards & WiFi – What Japanese Travelers Actually Need

 韓国旅行で一番不安なのは、「現金はどれくらい必要?」「カードは使える?」「ネットはどうすればいい?」という基本的な準備です。シドニーで15年暮らし、日本にも30回以上足を運んできたJoshuaが、出発前に必ず押さえておきたい実用情報を丁寧にご案内します。

ソウルの地下鉄の改札口にあるTマネーカード

3つのポイントで見ると

  • **T-moneyカード1枚**があれば、地下鉄・バス・タクシー・コンビニ決済まで対応可能。空港のコンビニで即購入できる。
  • 現金が必要な場面は限定的。伝統市場や一部の小規模食堂以外は、ほぼカード決済で完結する。
  • **WiFiレンタルよりeSIMの方が便利**で安い。Naver MapとPapagoさえ使えれば、韓国語が読めなくても快適に移動できる。

T-moneyカード:購入から使い方まで完全ガイド

T-moneyカードとは?

日本のSuicaやPASMOに相当する、韓国の交通系ICカードです。地下鉄・バス・タクシー・コンビニで使え、現金を持ち歩く必要がほとんどなくなります。

特に便利なのは、乗り換え割引が自動適用される点。地下鉄からバスに乗り換えた場合、30分以内なら追加料金が割引されます。

韓国のコンビニに並んでいる様々なTマネーカード

購入方法(空港到着直後)

仁川空港で購入する場合:

  1. 到着ロビーのコンビニへ

    • 入国審査を出たら、CU、GS25、セブンイレブンなどのコンビニが必ずあります。
  2. レジでカードを選ぶ

    • カウンター横に、キャラクターデザインのT-moneyカードが並んでいます。
    • 価格: ₩2,500〜₩4,500 (¥250〜¥450)
    • 基本カードは₩2,500、キャラクターデザインは₩3,500〜₩4,500です。
  3. チャージも同時に

    • 購入時に「충전 (チュンジョン = チャージ)」と言えば、その場でチャージしてくれます。
    • 最低₩1,000から、₩1,000単位でチャージ可能。
    • 初回は**₩10,000〜₩20,000**チャージしておけば、2〜3日は十分です。

金浦空港で購入する場合:

仁川空港と同じく、到着ロビーのコンビニで購入できます。金浦空港はコンパクトなので、コンビニを見つけやすいです。

Joshua's Insight:
シドニーのOpal Cardと同じ感覚で使えます。ただし、韓国ではタクシーでもT-moneyが使えるので、小銭を気にする必要がありません。特に深夜タクシーで便利です。


チャージ方法(3つの選択肢)

方法1: コンビニでチャージ(一番簡単)

  1. コンビニのレジに行く

    • CU、GS25、セブンイレブンなど、どこでもOK。
  2. T-moneyカードを渡す

    • 「충전 주세요 (チュンジョン ジュセヨ)」と言うか、指で₩10,000を示せば通じます。
  3. 金額を伝える

    • ₩10,000、₩20,000など、₩1,000単位で指定。
    • 現金でもカードでもチャージ可能です。
  4. レシートを確認

    • チャージ後の残高がレシートに印字されます。

Joshua's Insight:
日本のコンビニと同じ感覚です。店員さんは慣れているので、カードを渡すだけでも理解してくれます。

韓国の地下鉄の券売機

方法2: 地下鉄駅の券売機でチャージ

  1. 券売機の前に立つ

    • 駅構内の青い券売機を探します。
  2. 言語を日本語に変更

    • 画面右上の「日本語」ボタンをタップ。
  3. 「チャージ」を選択

    • 「交通カードチャージ」をタップ。
  4. カードを置く

    • 指定された場所にT-moneyカードを置きます。
  5. 金額を選択

    • ₩1,000、₩5,000、₩10,000、₩20,000から選択。
  6. 現金を投入

    • 紙幣のみ対応。₩1,000、₩5,000、₩10,000、₩50,000札が使えます。
  7. レシートを受け取る

    • チャージ完了後、残高が表示されます。

注意: 券売機は現金のみ対応。クレジットカードは使えません。

方法3: Naver Payアプリで残高確認(上級者向け)

韓国の携帯番号があれば、Naver Payアプリにカードを登録して残高確認やチャージができます。ただし、旅行者には少しハードルが高いので、コンビニチャージが一番確実です。


T-moneyカードが使える場所

交通機関

  • 地下鉄: ソウル、釜山、大邱、大田、光州
  • バス: 市内バス、空港リムジンバス(一部)
  • タクシー: カードリーダーがある車両(ほぼすべて)

その他

  • コンビニ: CU、GS25、セブンイレブン、Emart24
  • 自動販売機: 駅構内の飲料自販機
  • 一部の飲食店: チェーン系カフェやファストフード

使えない場所:

  • 伝統市場
  • 個人経営の小規模食堂
  • 一部の観光地チケット売り場

T-money vs Cashbee(どちらを選ぶ?)

韓国にはT-moneyの他に、Cashbee (캐시비) というカードもあります。

比較項目T-moneyCashbee
使えるエリア全国全国
コンビニ決済
タクシー△(一部非対応)
購入のしやすさ

結論: 旅行者にはT-moneyが断然おすすめです。購入場所が多く、タクシーでもほぼ確実に使えます。


現金 vs カード:どれくらい必要?

カードだけでOKな場面

韓国は世界でも有数のキャッシュレス先進国です。以下の場面では、カードだけで完結します。

  • レストラン・カフェ: ほぼすべてカード対応
  • ショッピング: 明洞、弘大、江南などの商業エリア
  • コンビニ: 100%カード対応
  • タクシー: T-moneyまたはクレジットカード
  • ホテル: デポジットもカードで可能

  • 韓国のレストランでクレジットカードを出している手

現金が必要な場面

以下の場面では、現金を持っておくと安心です。

  • 伝統市場: 広蔵市場、南大門市場、通仁市場など
  • 屋台: 明洞や弘大の路上屋台
  • 小規模食堂: 特に住宅街の個人経営店
  • お寺の入場料: 一部の観光地
  • チップ代わりの小銭: チムジルバン(サウナ)のロッカー代など

推奨現金額:

  • 2〜3日の旅行: ₩50,000〜₩100,000 (¥5,000〜¥10,000)
  • 1週間の旅行: ₩100,000〜₩200,000 (¥10,000〜¥20,000)

Joshua's Insight:
シドニーもキャッシュレスが進んでいますが、韓国はさらに徹底しています。初めて訪れた時、コンビニで₩500 (¥50) のガムをカードで買っている人を見て驚きました。


両替はどこでする?(レート比較)

両替レートは場所によって大きく異なります。

両替場所レート手数料おすすめ度
日本の空港悪い高い
仁川空港普通普通☆☆
明洞の両替所良い低い☆☆☆☆☆
ホテル悪い高い
ATM (海外キャッシング)良い低い☆☆☆☆

ベストな両替戦略:

  1. 空港で最低限だけ両替

    • 仁川空港で₩20,000〜₩50,000だけ両替して、交通費と最初の食事代を確保。
  2. 明洞の両替所でまとめて両替

    • 明洞駅周辺の両替所は、レートが良く、日本語も通じます。
    • 特に「大使館前両替所」「一品香」などが有名。
  3. ATMで海外キャッシング

    • Visa、Mastercardがあれば、韓国のATMで直接引き出せます。
    • 手数料は発生しますが、レートは明洞の両替所と同等かそれ以上。

注意: 日本の空港で両替するのは、レートが悪すぎるので避けましょう。


WiFi vs eSIM:どちらが便利?

WiFiレンタルのメリット・デメリット

メリット:

  • 複数人でシェアできる
  • 設定が簡単
  • 返却場所が明確(空港カウンター)

デメリット:

  • 荷物が増える(端末+充電器)
  • バッテリー切れのリスク
  • 紛失時の弁償金が高額
  • 価格: 1日¥500〜¥1,000

eSIMのメリット・デメリット

メリット:

  • 荷物ゼロ
  • 設定後すぐ使える
  • 紛失リスクなし
  • 価格: 3日間¥700〜、7日間¥1,500〜

デメリット:

  • eSIM対応スマホが必要(iPhone XS以降、Google Pixel 4以降など)
  • 設定に少し手間がかかる
  • 電話番号がない(データ通信のみ)

結論:
一人旅ならeSIMグループ旅行ならWiFiレンタルがおすすめです。

ネイバー地図アプリが表示されているスマートフォンの画面

eSIMの購入・設定方法(3ステップ)

Step 1: eSIM対応を確認

iPhone:

  • 設定 > モバイル通信 > eSIMを追加 が表示されればOK

Android:

  • 設定 > ネットワークとインターネット > SIM > eSIMを追加 が表示されればOK

Step 2: eSIMを購入

おすすめのeSIMサービス:

  • Airalo: 3日間1GB ¥700〜
  • Ubigi: 7日間3GB ¥1,500〜
  • Holafly: 無制限プラン 5日間¥2,500〜

購入後、QRコードがメールで送られてきます。

Step 3: eSIMをインストール

  1. WiFi環境で設定

    • 空港や出発前のホテルのWiFiで設定しておきます。
  2. QRコードをスキャン

    • 設定 > モバイル通信 > eSIMを追加 > QRコードをスキャン
  3. データローミングをON

    • eSIMを選択 > データローミングをON
  4. モバイルデータを切り替え

    • メイン回線ではなく、eSIMをモバイルデータ用に設定

注意: 日本の電話番号で通話はできません。LINEやWhatsAppなどのアプリ通話は使えます。


必須アプリ2選:Naver Map & Papago

Google Mapより圧倒的に正確です。韓国では、Google Mapは道案内の精度が低く、特に徒歩ルートが不正確なことがあります。

ダウンロード:

  • App Store / Google Playで「Naver Map」を検索

使い方:

  1. 目的地を検索

    • 日本語でも検索できますが、韓国語の方が正確。
  2. ルート案内

    • 地下鉄、バス、徒歩、タクシーのルートが表示されます。
  3. 到着時間と料金

    • 地下鉄なら₩1,400、タクシーなら₩8,000など、事前に把握できます。

Joshua's Insight:
シドニーではGoogle Mapしか使いませんでしたが、韓国ではNaver Mapが必須です。特にバスの到着時間がリアルタイムで表示されるのが便利です。

Papago(파파고)

Naverが開発した翻訳アプリ。Google翻訳より韓国語の精度が高いです。

ダウンロード:

  • App Store / Google Playで「Papago」を検索

使い方:

  1. カメラ翻訳

    • メニューや看板をカメラで撮影すると、その場で翻訳されます。
  2. 音声翻訳

    • 日本語を話すと韓国語に翻訳、店員さんに聞かせられます。
  3. 会話モード

    • 双方向の会話を同時通訳してくれます。

特に便利な場面:

  • レストランのメニュー
  • 地下鉄駅の案内板
  • コンビニの商品説明

Joshua's Real Story

初めて韓国に来た時、空港でT-moneyカードを買い忘れて、地下鉄の券売機で切符を買おうとしました。

でも、券売機の使い方がわからず、後ろに並んでいる人たちに申し訳ない気持ちで焦っていたところ、地元の方が**「T-moneyあるよ?」**と英語で聞いてくれました。「持ってない」と答えると、その方が券売機の使い方を丁寧に教えてくれました。

その後、コンビニでT-moneyを購入し、チャージもその場でお願いしました。店員さんは韓国語しか話せませんでしたが、カードを渡すだけで理解してくれて、スムーズにチャージ完了。

それ以来、T-moneyは韓国旅行の必需品になりました。シドニーのOpal Cardと同じ感覚で使えるので、小銭を気にする必要がなくなり、旅行が格段に快適になりました。

Joshua流:出発前の準備チェックリスト

出発2週間前

  • ☑ eSIMまたはWiFiレンタルを予約

    • 一人旅ならeSIM、グループ旅行ならWiFiレンタル。
  • ☑ Naver MapとPapagoをダウンロード

    • 事前に使い方を確認しておくと安心。

出発3日前

  • ☑ クレジットカードの海外利用設定を確認

    • カード会社に海外利用を事前通知しておくと、ブロックされるリスクが減ります。
  • ☑ 両替所の場所をチェック

    • 明洞の両替所リストをNaver Mapに保存。

空港到着直後

  • ☑ T-moneyカードを購入

    • 到着ロビーのコンビニで₩2,500〜₩4,500。
  • ☑ ₩10,000〜₩20,000をチャージ

    • 購入時に同時チャージが簡単。
  • ☑ eSIMをアクティベート

    • 空港の無料WiFiで設定。

初日の夜

  • ☑ 明洞で現金を両替

    • レートの良い両替所で₩50,000〜₩100,000を両替。
  • ☑ T-moneyの残高を確認

    • 地下鉄改札やコンビニで残高チェック。

Joshua's Tip: このチェックリストに沿って準備すれば、到着初日から快適に動けます


日本人旅行者のための実用ガイド

T-moneyカードの返金

カードに残高が残っている場合、コンビニで返金できます。ただし、カード本体の代金 (₩2,500〜₩4,500) は返金されません。少額なら、次回訪問時まで保管しておくのがおすすめです。

クレジットカードの種類

韓国ではVisa、Mastercardがほぼすべての店で使えます。JCBやAmerican Expressは、大型デパートやホテル以外では使えないことが多いです。

ATMの使い方

韓国のATMは24時間営業が多く、コンビニにも設置されています。画面で「日本語」を選択できるATMもあります。手数料は1回₩3,000〜₩5,000程度。

チップ文化

韓国にはチップ文化がありません。レストラン、タクシー、ホテルのどこでもチップは不要です。サービス料は料金に含まれています。

領収書の保管

T-moneyのチャージやカード決済では、領収書に残高や取引内容が印字されます。トラブル時のために、旅行中は保管しておくと安心です。


旅行者のためのミニFAQ

Q1. T-moneyカードは日本に帰ってからも使えますか?
A. 次回の韓国訪問時にそのまま使えます。有効期限はありませんが、長期間使わないと残高が消える可能性があるので、定期的に訪問する予定があれば保管しておきましょう。

Q2. WiFiレンタルとeSIM、どちらがおすすめですか?
A. 一人旅ならeSIM、グループ旅行ならWiFiレンタルがおすすめです。eSIMは荷物が増えず、設定も簡単ですが、複数人でシェアできません。

Q3. 現金はどれくらい持っていけばいいですか?
A. 2〜3日なら₩50,000〜₩100,000、1週間なら₩100,000〜₩200,000が目安です。カード決済が主流なので、現金は伝統市場や屋台用に少額でOKです。

Q4. クレジットカードが使えない場所はありますか?
A. 伝統市場、屋台、小規模な個人経営店では現金のみの場合があります。それ以外は、ほぼすべてカード対応です。

Q5. Naver MapとGoogle Map、どちらを使うべきですか?
A. Naver Mapの方が圧倒的に正確です。特に徒歩ルートやバスの到着時間はNaver Mapでないと正確に表示されません。


準備万端で快適な韓国旅行を

韓国旅行で一番不安なのは、「言葉が通じないのに、交通機関や決済は大丈夫だろうか?」という基本的な部分です。

でも、T-moneyカード1枚とeSIM、そしてNaver MapとPapagoがあれば、韓国語が全く読めなくても快適に移動できます。特にT-moneyは、地下鉄・バス・タクシー・コンビニで使えるので、小銭を気にする必要がありません。

出発前の30分の準備が、旅行全体の快適さを大きく左右します。このガイドを参考に、安心して韓国旅行を楽しんでください。


著作権について

本記事の画像は、各公式資料またはライセンス表記のある素材を適切に引用しています。権利は各所有者に帰属します。問題がある場合はご連絡ください。



コメント