韓国旅行でPayPayは使える?2026年最新|使える店・手数料・WOWPASSとの使い分け
シドニーで15年暮らし、日本を30回以上訪れたソウル在住の韓国人ライターJoshuaです。日本人の方が韓国をもっと安心して楽しめるように、実体験ベースで情報をまとめました。「韓国でPayPayって、結局使えるの?」と聞かれる場面が2025年秋から急に増えました。答えは、条件付きで「はい」です。
この記事でわかること
・2026年現在、PayPayが韓国のどこで使えて、どこでは使えないのか ・出発前に必ず済ませておくべきPayPayの本人確認(eKYC)と手数料 ・T-money・モバイル Tmoney・WOWPASS、交通系はどれを選ぶべきか ・Visa・Mastercard・JCBと現金の現実的な使い分け
2026年、PayPayは韓国で使えます
まずここが一番大事なところなんです。PayPayの海外支払いガイドによれば、2025年9月30日から「海外支払いモード」が正式に開始され、韓国のAlipay+およびZeroPay対応加盟店で利用できるようになりました。加盟店数は200万店以上と発表されています。
具体的な対応先には、CU・GS25・7-Eleven・emart24などの主要コンビニ、スターバックス、Olive Young、ロッテ百貨店、新世界百貨店、ダイソー、明洞の屋台、そしてソウル市内のタクシーまで含まれます。数年前とは前提がまるで変わりました。
ただし、出発前に日本国内でeKYC(本人確認)を完了しておく必要があります。海外に着いてからは新規申請ができません。また、海外利用時には海外事務手数料 3.85%が反映される点も知っておくと安心です。
ちなみに、日本国内のLINE Payは2025年4月にサービスを終了しています。「LINE Payが韓国で使える/使えない」という議論自体が、もう過去のものになりました。
韓国でPayPayを実際に使う方法
流れ自体はとてもシンプルです。店頭でAlipay+またはZeroPayのマークを確認してください。店舗によって、PayPayアプリで店頭QRを読み取る方法と、自分のバーコードを提示する方法があります。うまく伝わらない場合は、PayPayアプリの海外支払い画面から韓国語の案内を店員さんに見せることもできます。
これだけ、なんです。日本での使い方とほとんど変わらないので、初めての方でも身構える必要はないかもしれません。
なお、通信環境によっては海外支払いモードがうまく表示されない場合があります。PayPay公式では、一部のeSIM・SIM・Wi-Fi環境で利用できないケースがあると案内しているため、出発前にアプリを最新版に更新し、現地で使えない場合は通信回線やVPN、タイムゾーン設定も確認してみてください。
PayPayで“できないこと”もあります
意外と誤解が多いのが、地下鉄の改札にPayPayをかざして通れる、と思ってしまうケース。PayPayはソウル地下鉄の改札に直接かざして乗る交通ICではありません。
店舗や対応サービスの支払いはPayPay、地下鉄・バスの乗車はT-money系、と考えておくとわかりやすいです。
交通系:T-money・モバイル Tmoney・WOWPASS
地下鉄・バス・タクシーの一部で使える交通カードがT-moneyです。コンビニで実物カードを買って現金でチャージ、というのが従来からの定番でした。
2026年からはiPhoneユーザーにとって大きな選択肢が増えています。2026年8月、JCBは韓国の「モバイル Tmoney」でApple Payを使ったJCBカードチャージへの対応を発表しました。日本のJCBユーザーにとっても便利な選択肢が増えました。ただし、対象カードや利用環境は出発前に最新情報を確認しておくと安心です。
そしてWOWPASS。空港や主要駅で発行でき、日本円を含む16通貨をそのまま韓国ウォンにチャージできる便利なプリペイドカードです。
ここで、多くの旅行者が引っかかるポイントを共有させてください。WOWPASSのショッピング残高とT-money残高は別管理です。WOWPASSにチャージしただけでは、地下鉄でそのまま使えるわけではなく、T-money側にも別途チャージが必要という点は本当に見落としがちなんですよね。
WOWPASS 受取・発行(仁川空港 ほか)
カード価格: 通常 ₩6,000前後(予約方法・キャンペーンにより変動)
受取場所: 仁川空港T1・T2の対象CU、WOWPASS機、主要駅の設置ポイント / 인천공항 T1·T2 지정 CU 및 WOWPASS 기기
営業時間: 設置場所ごとに異なるため、WOWPASS公式アプリ・サイトで確認
対応通貨: 日本円を含む16通貨で直接チャージ可能
クレジットカード:Visa・Mastercard・JCBの立ち位置
結論から共有すると、Visa・Mastercard・JCBのいずれも韓国旅行で使いやすい国際ブランドです。JCBは公式にも「韓国はクレジットカードが利用できるお店ならどこでもJCBカードが使えます」と案内しており、2026年3月17日からは海外発行のJCBカードでもソウル地下鉄の自動発売機で1回券や気候同行カードの購入・チャージができるようになりました。
とはいえ、カードや店舗端末の状況によって決済できないケースは残ります。異なる国際ブランドのクレジットカードを2枚ほど持っておくと、1枚が使えない場合にも対応しやすくなります。
海外事務手数料はカード会社によって大きく異なります。近年は3%台のカードも増えているため、出発前にご自身のカード会社の最新料率を確認していただくと安心です。ちなみにPayPayの海外支払いも3.85%が反映されるため、「PayPayなら常にカードより安い」というわけではないという点も、知っておくと判断しやすくなります。
現金:どこまで必要か
韓国はかなりのカード社会ですが、伝統市場の小さな屋台、一部の個人商店、交通カードの現金チャージ、緊急時のために、少額の現金を残しておくと落ち着いて動けます。私は3泊4日なら、予備として₩30,000〜₩50,000程度のウォン現金を手元に残しておくことが多いです。
両替レートや手数料は場所によって差があります。空港で全額を両替せず、明洞や東大門など市内の両替所とレートを比較してから交換すると安心です。
シーン別・2026年ベスト組み合わせ
【比較早見表】
| シーン | 第一候補 | サブ | メモ |
|---|---|---|---|
| コンビニ | PayPay | 国際ブランドカード | PayPayはeKYC済みが前提 |
| Olive Young・百貨店 | 国際ブランドカード | PayPay | 店舗によって対応状況を確認 |
| 地下鉄・バス | モバイル Tmoney / T-money | WOWPASSのTmoney機能 | PayPayで改札通過は不可 |
| 明洞の屋台・タクシー | PayPay | 現金 | PayPay対応店か表示を確認 |
| 伝統市場 | 現金 | PayPay対応店 | 小規模店舗では現金が必要な場合あり |
※記載内容は執筆時点の情報です。加盟店・条件は変更される可能性があるため、各サービスの公式情報も併せてご確認ください。
出発前チェックリスト
・PayPayを使う予定なら日本国内でeKYCを完了しておく ・異なる国際ブランドのクレジットカードを2枚準備 ・iPhoneユーザーはモバイル Tmoneyアプリを事前確認 ・両替用の日本円に加え、到着直後に使える少額のウォンがあると安心 ・海外利用の通知設定と暗証番号(PIN)を確認
よくある質問
Q1. PayPayだけ持って行けば大丈夫ですか? 店舗決済ではかなり心強い選択肢になりました。ただし公共交通機関の改札やカード非対応の小さな屋台などをカバーできないので、T-money系+少額現金との併用がおすすめです。
Q2. iPhoneだけで韓国の地下鉄やバスに乗れますか? 2026年8月、JCBは韓国の「モバイル Tmoney」でApple Payを使ったJCBカードチャージに対応したと発表しました。対応環境があれば、物理的なT-moneyカードを持たずにiPhoneで地下鉄やバスを利用できる選択肢も増えました。利用条件は変更される可能性があるため、出発前に最新情報をご確認ください。
Q3. WOWPASSは必ず作るべきですか? 必須というより、選択肢のひとつと考えていただくと良いかもしれません。海外カードの利用不安を減らしたい、両替と決済を1枚にまとめたい、予算を先に確定させたい、といった方に向いています。
Q4. PayPayとクレジットカード、結局どちらがお得ですか? PayPayの海外支払いには3.85%の海外事務手数料が反映されます。一方、クレジットカードの海外事務手数料はカード会社によって異なります。そのため、PayPayが常に安いとは限りません。普段使っているカードの海外手数料と比較して選ぶのがおすすめです。
旅のヒント:これだけは忘れずに!
・PayPayのeKYCは出発前に必ず日本国内で完了させる ・WOWPASSのショッピング残高とT-money残高は別、と覚えておく ・国際ブランドの違うカードを2枚、少額現金も併用すると失敗しにくい
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